飲酒運転であっさり逮捕、実は身代わりだった

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24日未明、千葉県千葉市稲毛区内の国道126号で、信号を無視して交差点を直進していた乗用車が、信号に従って対向車線側から右折してきた乗用車と出会い頭に衝突する事故が起きた。35歳の男が飲酒運転の現行犯で逮捕されたが、後に身代わりと判明。26日までに別の男が逮捕されている。

千葉県警・千葉北署によると、事故が起きたのは24日の午前0時45分ごろ。千葉市稲毛区穴川3丁目付近の国道126号で、信号を無視して交差点を直進してきた乗用車と、対向車線から青信号(右折信号)に従って右折してきた乗用車が出会い頭に衝突した。この事故で右折車を運転していた40歳の男性が打撲などの軽傷を負った。

直進車を運転していた36歳の男からは呼気1リットルあたり0.3ミリグラムのアルコール分を検出したため、警察では業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び)の現行犯で逮捕した。

ところが翌25日になり、同署に「実は自分が運転していた」と26歳の男が警察に出頭。先に逮捕されていた男も身代わりになったことを認めたため、新たに出頭した男を業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)で。先に逮捕されていた男は犯人隠避容疑で再逮捕している。

新たに逮捕された男は身代わりを依頼して、その場から逃走していたが、怖くなったのか、翌日に逮捕された男の家に出向いて「自分がやった」と告白。その後に警察へ出頭してきたという。

《石田真一》

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