タミヤは17日、東京浅草で「ミニ四駆PRO GPプレスカップ」を開催。『レスポンス』も出場し、参加21チーム中、チーム総合成績が9位、37号車の個人総合成績が8位でイベントを終えた。“傾向と対策”をつかみきれなかった中で善戦と言ってよいだろう。『レスポンス』と同じIRIコマース&テクノロジー社の姉妹サイト『RBB TODAY』、『Slash Games』も参戦。なお『RBB TODAY』チームはメンバー構成から言うと事実上「レスポンスB」チームとなった。プレスカップは1チーム3台で編成。スタイルを競う「コンクールデレガンス」、基準時間に走行時間を近づける「ジャストタイムトライアル」、スピードを競う「5レーンサーキットレース」の3競技の合計ポイントにより優勝が争われた。まずコンクールデレガンスでは、『レスポンス』チームは正攻法の“かっこいい”マシンだったが、各媒体“ウケねらい”の出品が多く、それら媒体の互選で票は伸びなかった。いっぽう『RBB TODAY』34号車、通称“盆栽カー”は3位を獲得した。ジャストタイムトライアルはテスト1回、本番1回の走行。テストと本番でセッティングを変えてもいいし、マシンを代えても良い。『レスポンス』37号車の結果は、基準タイム8秒に対し+0.46秒で15位。『RBB TODAY』36号車はテスト走行で基準タイムに+1秒以上だったことから、電池を新品に換える処置をしたが効果なく、本番でも+1.01秒と19位に沈んだ。花形競技の5レーンサーキットレースには各チーム全車出走、トーナメント形式で決勝までを勝ち抜く。『レスポンス』チームは対戦組み合わせの運が悪く全車予選敗退。低速セッティングの『RBB TODAY』36号車に勝ち目はなく、高速セッティングの同35号車はサイドローラー取り付け軸が途中で緩んでコースアウト。予想外の善戦が盆栽カー『RBB TODAY』34号車。中盤までレースをリードし会場をおおいに沸かしたものの、もともと高速走行を想定していなかったことからカーブでクラッシュ、リタイア。しかしミニ四駆マシンの空力と軽量化について、再考の余地が大きいことを示唆した。●チーム総合成績9:レスポンス 25ポイント18:Slash Games 14ポイント20:RBB TODAY 13ポイント●個人総合成績上位8:レスポンス/37号車 10ポイント●コンクールデレガンス上位3:RBB TODAY/34号車(盆栽) 7票●ジャストタイムトライアル15:レスポンス 0.46秒16:SlashGames 0.53秒19:RBB TODAY 1.01秒