トヨタ カナダ工場で20周年式典、第2工場の立柱式も

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トヨタ自動車は、20日にトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・カナダ(TMMC)が創立20周年を迎え、オンタリオ州ケンブリッジ市の第1工場で記念式典を実施した。また、翌日同州ウッドストック市に建設する第2工場の立柱式も実施した。

20日に行われた20周年式典は、オンタリオ州プパテロ経済開発大臣、沼田在カナダ日本大使、川上在トロント日本国総領事、ケンブリッジ市クレイグ市長、トヨタの豊田章男副社長、TMMCのタンゲイ社長らが出席した。

式典で、地元への20年間の感謝の意を表し、ウォータールー大学への25万カナダドルの寄付と、地元慈善団体「United Way」に車両の寄贈を行った。また、21日の第2工場の立柱式は、オンタリオ州プパテロ経済開発大臣、ウッドストック市ハーディング市長らが出席した。

式典の席上タンゲイ社長は「本日はTMMC20周年を祝うとともに、ウッドストックの地で新たな一歩を踏み出すという記念すべき日である。この新工場は、カナダの自動車産業に活力を与えるとともに、従業員、サプライヤー、地元に大きく貢献する事になるだろう」と挨拶した。

TMMCは1986年に設立、1988年に『カローラ』の生産を開始し、2003年からは海外で初めてとなるレクサスとして『RX300』を生産開始、2008年秋からは、第2工場で『RAV4』の生産を開始する予定だ。8月末までの累計生産台数は約267万台。

《レスポンス編集部》

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