ドライバーが仮眠中のクルマを襲撃

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大阪府警は11日、運転者が仮眠しているクルマをターゲットに襲撃を繰り返し、現金を奪っていたとして、21歳の男2人を窃盗容疑で逮捕した。男たちは50件以上の犯行を認めており、警察では裏付け捜査を急いでいる。

大阪府警・捜査3課によると、この2人は10日未明、吹田市山田北付近の市道に路上駐車していた軽乗用車を襲撃。ガラスを事故時に使う脱出用のハンマー(通称:レスキューハンマー)で叩き割り、車内で仮眠を取っていた32歳の男性から現金7万円入りの財布を奪った疑いがもたれている。

調べに対し、2人は「運転者が車内にいるクルマなら現金を持っている可能性が高く、仮眠中は警戒感がない」と供述。こうしたクルマを中心に約50件の襲撃を繰り返していたことを大筋で認めている。

警察では関西圏で発生した同様事件の洗い出しを進めるとともに、2人を厳しく追及。裏付け捜査も同時に進行させる方針だ。

《石田真一》

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