三ツ星ベルト、自動車内装部品子会社を売却

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三ツ星ベルトは、子会社で自動車内外装部品を手掛ける三ツ星ベルト化成品を米国インターナショナル・オートモーティブ・コンポーネンツ・グループ・ジャパンLLC(IACグループジャパン)に売却すると発表した。

IACグループは、自動車内装部品事業を世界規模で統合を主導している米国投資家のウィルバー・ロス氏が運営する投資ファンドが出資する企業。

三ツ星ベルトでは、日系自動車メーカーのグローバル展開に伴って、サプライヤーにもグローバルで部品を供給するニーズが高まっているものの、三ツ星ベルト化成は国内にしか生産拠点が無い。このため、グローバルサプライヤーのIACグループに売却して、日系自動車メーカーのグローバル供給ニーズに対応するとしている。

IACグループは現在、欧州とブラジルに生産拠点を持ち、今後世界規模で拠点拡大を計画している。

三ツ星ベルトは三ツ星ベルト化成の発行全株式2000株をIACグループに9月中に売却する。

三ツ星ベルトは、三ツ星ベルト化成が連結子会社から外れるため、売上高が7%程度減少する見通しで、経常利益の見通しへの影響は軽微としている。

《レスポンス編集部》

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