酔い潰れ寝込んだ男性はねられ死亡、ひいたクルマも飲酒運転?

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8月28日未明、愛知県津島市内で、酔い潰れて路上に寝ていたとみられる男性がクルマにはねられて死亡する事故が起きた。クルマはそのまま逃走。警察ではひき逃げ事件として捜査していたが、同日午前に出頭してきた29歳の男を逮捕している。

愛知県警・津島署によると、事故が起きたのは8月28日の午前3時50分ごろ。津島市中一色町付近の市道で、近くに住む59歳の男性が頭から血を流して倒れているのを近隣の住人が発見して警察に届け出た。男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打しており、間もなく死亡した。

男性は酔い潰れて道路中央部付近で寝ていたところをクルマにはねられたと判断。死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したところ、同日午前になってから29歳の男が出頭。「黒い物体を踏んだ記憶がある」と話していたことや、所有する軽乗用車から事故の痕跡が発見されたため、業務上過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「人をひいたという認識が無かった」と供述する一方、「事件当時は酒を飲んだ帰りだった」とも供述。警察では飲酒運転によるひき逃げを隠蔽する可能性があったことも視野に入れ、男を追及していく方針だ。

《石田真一》

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