パチンコ放置死の両親、世間体が悪いと虚偽の供述

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今年5月、長野県佐久市内のパチンコ店駐車場に止めたクルマに生後9カ月の男児を放置し、熱中症で死亡させたとして、長野県警は21日、この乳児の両親を重過失致死容疑で書類送検した。

問題の事件は5月8日に発生している。佐久市内の病院から「心肺停止状態で運び込まれた生後9カ月の男児に熱中症の疑いがある」との通報が警察に寄せられた。この男児の父親にあたる26歳(当時)の男は警察の調べに対して「正午ごろ、佐久市小田井付近にあるショッピングセンターへ買い物に行った。駐車場に止めたクルマに男児を残していったが、戻ったらぐったりしていた」などと供述していた。

だが、後の調べで、実際にはパチンコに興じていたことが判明。男児を放置していたのは約2時間30分にも及んでいた。この間、窓を閉め切ったクルマの車内温度は摂氏60度近くまで上昇。男児はこのために脱水症状に陥り、死亡したものと判断された。

警察ではこの男と、一緒に行動していた男児の母親にあたる31歳の女を重過失致死で書類送検した。虚偽の供述を行ったことについては「パチンコが原因で死んだとわかったら世間体が悪い」などと話しているという。
《石田真一》

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