7月30日午後、兵庫県姫路市内の県道で、パトカーの追跡を受けていた2人乗りの原付バイクが歩道に乗り上げて転倒。乗っていた16歳の少女2人が骨折や打撲の重軽傷を負う事故が起きた。
兵庫県警・姫路署によると、事故が起きたのは7月30日の午後1時20分ごろ。姫路市豊富町御蔭付近の県道をパトカーでパトロールしていた同署員が、前方を走るヘルメット未着用の少女2人が乗った原付バイクを発見。ただちに停止を命じた。
だが、バイクはこれを無視して逃走を開始。約80mほど走ったところでハンドル操作を誤って歩道に乗り上げ、そのまま転倒した。この事故で同乗していた16歳の少女が路上に投げ出され、頭部骨折の重傷。運転していた16歳の少女も打撲などの軽傷を負っている。
乗っていた2人はともに無免許で、警察では運転していた少女から業務上過失傷害と道路交通法違反(無免許運転)容疑で事情を聞く方針だ。