飲酒そして携帯電話使用…工事現場にクルマ突っ込む

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7月29日未明、長野県松本市内の市道で行われていた工事現場に乗用車が突っ込み、車線規制の誘導を行っていた警備員がはねられて死亡する事故が起きた。クルマは現場から逃走したが、後に23歳の男が逮捕されている。

長野県警・松本署によると、事故が起きたのは7月29日の午前0時20分ごろ。松本市梓川倭付近の市道で行われていた道路工事の現場に乗用車が突っ込み、車線規制のための交通誘導を行っていた59歳の男性警備員をはねた。男性は近くの病院に収容されたが、頭部強打などが原因で事故から約3時間後に死亡している。

クルマはその場から逃走したため、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。事故から約30分後に前部を破損したクルマが走ってきたため、運転していた23歳の男に職務質問をしたところ、ひき逃げの容疑を認めたため、業務上過失傷害容疑で緊急逮捕した。

男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。さらに事故当時は携帯電話を使用し、前方をほとんど見ていない状態でクルマを走らせていたという。警察では容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

《石田真一》

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