洗剤が大量流出、東名高速道路が規制

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27日朝、神奈川県中井町内の東名高速道路上り線で、車線変更を行っていた大型トラックがバランスを崩して傾き、積荷の液体洗剤が約100mに渡って散乱する事故が起きた。ケガ人はいなかったが、上り線の一部が約5時間に渡って車線規制された。

神奈川県警・高速隊によると、事故が起きたのは27日の午前8時15分ごろ。中井町境別所付近の東名高速上り線で、第2車線から第1車線に車線変更していた大型トラックが道路左側のガードレールに接触。荷台の扉が壊れ、液体洗剤が入った段ボール箱約1400個が散乱した。一部の箱は落下の衝撃で壊れ、中身の洗剤が流れ出した。

トラックを運転していた49歳の男性にケガは無かったが、流れ出した洗剤で他のクルマがスリップ事故を起こす可能性もあったことから、上り3車線のうち、2車線を5時間に渡って規制。中和剤を散布するなどして除去を行った。

現場は緩やかな右カーブ。警察ではハンドル操作を誤った可能性が高いとみている。

《石田真一》

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