26日未明、神奈川県川崎市川崎区内の東京湾横断道路(東京湾アクアライン)上り線・トンネル内で、乗用車が高速度で前を走る大型ダンプトラックに追突した。クルマは大破炎上し、乗用車を運転していた38歳の男性が死亡している。
神奈川県警・高速隊によると、事故が起きたのは26日の午前2時30分ごろ。川崎市川崎区の東京湾横断道路上り線で、38歳の男性が運転する乗用車が、前走していた54歳男性の運転する大型ダンプトラックに激突した。
男性のクルマは当時100km/h以上の高速度で走行していたとみられるが、衝突によって大破して炎上。火は20分ほどで消火されたが、男性は車外に脱出できないまま死亡している。クルマは衝突の衝撃で約半分のサイズになっていたともいわれている。
警察では男性側の速度超過と、前方不注意が事故の直接的原因ではないかとして、さらに詳しい調べを続けている。この事故によって東京湾横断道路は緊急車両の移動に使った下り線が午前3時40分ごろまで、事故現場を含む上り線が午前6時10分まで通行止めとなった。