トヨタ自動車が発表した06年上半期(1−6月)の自動車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は、前年同期比10.3%増の407万4104台となり、過去最高を更新した。国内生産が順調だったのに加え、海外生産が依然として高い伸びを続けている。
国内生産は、同8.1%増の210万9730台と高い伸び率だった。5年連続のプラス。輸出が大幅に伸びたのが主因だ。
国内販売は同0.5%増の91万7217台で、微増ながら2年連続でプラスだった。『エスティマ』などの新型車が貢献した。除軽市場のシェアは45.9%で、前年同期よりも2.0ポイントアップして過去最高だった。
輸出は同18.6%増の120万7020台と大幅に伸びた。北米、中南米、中近東、オセアニア向けが増加し、5年連続でプラスとなった。
海外生産はほぼ全地域で生産が増加し、同12.9%増の196万4374台と、8年連続でプラスとなり、過去最高だった。