衝突のトレーラー、2台で車線を塞いで立ち往生

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19日午前、奈良県山添村内の国道25号(名阪国道)上り線で、道路左側ののり面に接触した大型トレーラーが中央分離帯を乗り越えて対向車線側に逸脱し、下り車線を順走していた大型トレーラーと接触する事故が起きた。逸脱側のトレーラーを運転していた男性が負傷している。

奈良県警・高速隊によると、事故が起きたのは19日の午前11時45分ごろ。山添村三ケ谷付近の国道25号(名阪国道)上り線で、32歳の男性が運転する大型トレーラーが緩やかな右カーブを曲がり切れず、道路左側のり面に接触した。

男性は驚いて急ハンドルを切ったが、これが原因で対向車線側に逸脱。そのまま中央分離帯を乗り越えて下り線に進入し、57歳の男性が運転する大型トレーラーと接触した。2台は下り線の2車線を完全に塞ぐかたちで立ち往生した。この事故で逸脱側のトレーラーを運転していた男性が足を打撲する軽傷を負っている。

2台が車線を塞ぐ状態となったため、下り線は約2時間に渡って通行ができない状態となったが、事故が起きた時間帯が昼間ということもあり、後続車が追突するような二次被害は発生しなかった。

《石田真一》

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