タチエスは、グループの縫製事業を一括して管理・運営するため、新会社「Nui Tec Corporation(ヌイ・テック・コーポレーション)」を設立したと発表した。
新会社は資本金が2000万円で、タチエスが100%出資した。従業員数は6人で、自動車用シート縫製事業の管理・運営を行う。
同社では、自動車メーカーのグローバル展開が急速に進展している中で、同社の縫製固有技術と経営資源を集中させるとともに、管理の一体化を図ることで、無駄を省き、標準化された生産方式で競争力のある部品を提供、グループ戦略部品事業の核とする方針だ。
新会社は当面、国内の縫製専門会社の立川工業と富士高工業の2社を管理・運営し、事業が軌道にのった時期を目途に、中国で展開している縫製子会社も管理する。