方向転換中にクルマ転落、民家炎上の二次被害も

自動車 社会 社会

12日午後、岡山県津山市内の市道から乗用車が逸脱し、約1.5m下にある民家の庭に転落する事故が起きた。クルマはその後に炎上。民家が全焼する被害を出したが、運転者は延焼する前に車外へ脱出、軽傷で済んだ。

岡山県警・津山署によると、事故が起きたのは12日の午後1時20分ごろ。津山市小田中付近の市道で方向転換を行っていた82歳男性の運転する乗用車が路外に逸脱。そのまま約1.5m下にある民家の敷地内に転落した。

クルマがボイラー付近に転落して中破。転落直後から漏れ出した燃料に引火して激しく燃え上がり、そのまま民家の建物と物置にも延焼した。地元消防が消火を行ったものの火の回りは早く、約1時間ほどで建物とクルマは全焼した。クルマを運転していた男性は頭を打撲する軽傷を負ったものの、延焼する前に車外へ脱出。民家には2人が住んでいるが、事故当時は外出していて留守だった。

警察ではクルマを運転していた男性から事故に至る経緯を聞いているが、現時点では方向転換時におけるハンドル操作の誤りが主因とみられている。道路と民家の間にはガードレールが設置されておらず、目測を誤って転落したらしい。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース