路外逸脱の大型トレーラー、民家を押し潰す

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24日未明、熊本県球磨村内の国道219号で、路外に逸脱した大型トレーラーが道路沿いにある民家に突っ込む事故が起きた。民家の住人にケガは無かったが、トレーラーを運転していた32歳の男性が収容先の病院で死亡している。

熊本県警・人吉署によると、事故が起きたのは24日の午前1時10分ごろ。球磨村渡付近の国道219号で、走行中の大型トレーラーが右カーブを曲がりきれずに路外に逸脱。道路から約5m下にある民家の上に転落した。

トレーラーの車体は民家の1/3ほどを押し潰すような状態となったが、寝室や居間からは離れており、家の中にいた10人にケガは無かった。トレーラーは運転席部分が大破。運転していた32歳の男性は病院に収容されたが、胸部強打で間もなく死亡している。

現場は球磨川沿いを通る片側1車線の曲線路。細かいカーブが連続しているという。警察ではハンドル操作の誤りが事故につながったものとみている。

《石田真一》

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