クレーン車のアームがモノレール車両に接触

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21日夜、千葉県千葉市中央区内の国道126号で、下水工事現場で作業を行っていたクレーン車のアームが、道路の約7m上を走る千葉都市モノレールの列車と接触する事故が起きた。この事故で作業員1人が重傷を負っている。

千葉県警・千葉中央署によると、事故が起きたのは21日の午後9時15分ごろ。千葉市中央区椿森付近の国道126号で、下水工事現場で資材の搬入作業を行っていたクレーン付きトラックのアーム部分が、道路上約7m地点を通る千葉都市モノレールの列車(2両編成)と接触した。

この事故によって、モノレール車両の前部が小破するとともに、クレーンのフック部分が道路に落下し、アームを操作していた58歳の男性を直撃した。男性は近くの病院に収容されて手当てを受けたが、足を骨折するなどの重傷を負っている。列車の乗客35人にケガは無かった。

千葉都市モノレールは「懸垂式(三菱サフェージュ式)」と呼ばれ、軌道に車体がぶら下がる構造となっている。日本では今回事故を起こした千葉都市モノレールと神奈川県の湘南モノレールで採用されている。警察では負傷した男性がアームを伸ばしすぎたことが事故につながったとみている。

《石田真一》

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