バイクが道路に寝込んだ男性をひき逃げ

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21日未明、大阪府大阪市西成区内で、車道に寝こんでいたとみられるホームレス風の男性がバイクにひき逃げされ、死亡する事故が起きた。事故を起こした運転者は約30分後に現場へ戻り、警察では任意での事情聴取を行っている。

大阪府警・西成署によると、事故が起きたのは21日の午前1時5分ごろ。大阪市西成区萩之茶屋3丁目付近の市道で、車道に寝こんでいたホームレス風の男性がバイクにはねられた。男性は頭部を強打、近くの病院に収容されたが、脳挫傷などで間もなく死亡した。

同署では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約30分後にバイクを運転していた男性が現場に戻り、「自分がはねたかもしれない」と申告したことから、警察では業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で任意による聴取を続けている。

現場は片側2車線の市道だが、街灯の合間にあって薄暗く、事故当時の見通しは若干悪かったとみられる。死亡した男性は60歳前後とみられ、警察では身元の確認を急いでいる。

《石田真一》

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