飲酒運転男、パトカーに体当たり

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10日未明、愛知県名古屋市東区内の県道で、パトカーの追跡を受けていた乗用車が逃走中に他車との接触事故を起こすとともに、走行を抑止するために前後を挟んだパトカーに体当たりする事件が起きた。警察は37歳の男を逮捕している。

愛知県警・自動車警ら隊、東署によると、事件が起きたのは10日の午前1時10分ごろ。名古屋市東区徳川町付近をパトロールしていた同隊のパトカーが、信号無視を行った乗用車を発見。停止指示を無視したため、ただちに追跡を開始した。クルマは信号無視を行いながら逃げ続け、同区出来町2丁目付近の交差点で24歳男性運転の乗用車と接触。そのままスピードを上げ、パトカーを振りきった。

警察が事故処理を行っていたところ、約15分後に現場付近に戻ってきたクルマを確認。走行を抑止するために前後をパトカーで挟んだが、クルマは突然バックし、後方に位置していたパトカーに体当たりを行った。その後、運転席にいた37歳の男を取り押さえ、公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

調べに対して男は「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」などとと供述している。

《石田真一》

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