8日朝、北海道札幌市東区内の市道で、信号待ちをしていた大型トラックに対し、後ろから走ってきた乗用車が激突する事故が起きた。クルマは大破し、後部座席にシートベルト未着用のまま乗車していた女性が死亡している。
北海道警・札幌東署によると、事故が起きたのは8日の午前8時30分ごろ。札幌市東区北39条東20丁目付近の市道で、信号待ちのために停車していた62歳男性の運転する大型トラックに対し、後ろから走ってきた乗用車が激突した。
乗用車は大破し、後部座席にシートベルト未着用で同乗していた44歳の女性が前方に弾き飛ばされ、頭を強打して間もなく死亡。クルマを運転していた49歳の男性が頭部や腹部を強打して重体となっている。大型トラックを運転していた男性にケガは無かった。
警察では事故の原因を調べているが、現場にブレーキ痕は残されておらず、車体損傷の状況からも60km/h以上の速度を保ったまま衝突したとみられている。