路線バスに激突---後続車の運転手は衝突前に意識失う?

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7日午前、青森県青森市内の国道4号で、客の乗降のために停車していた青森市営バスが運行する路線バスに、後ろから走ってきた乗用車が激突する事故が起きた。この事故で乗用車を運転していた男性が死亡。バスの乗客7人が軽傷を負った。

青森県警・青森署によると、事故が起きたのは7日の午前11時5分ごろ。青森市栄町2丁目付近の国道4号で、客の乗降を行うために停車していた青森市営バスが運行する路線バスに対し、後ろから走ってきた乗用車が激突した。

バスは衝突の衝撃で約10m前進。乗降中の客や、車内で立っていた乗客が弾き飛ばされ、7人が打撲などの軽傷を負った。乗用車は衝突によって大破し、運転していた36歳の男性は意識不明のまま近くの病院に搬送されたが、事故から約6時間後に死亡している。

警察では事故の原因を調べているが、現場にはブレーキ痕が無く、乗用車にもブレーキを掛けていた形跡がみられないことから、運転者が事故直前に何らかの原因で意識不明に陥った可能性があるとみて、調べを進めている。

《石田真一》

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