軽トラ路外に逸脱、運転者が車外放出で死亡…シートベルト未着用

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2日夕方、秋田県横手市内で、走行中の軽トラックが対向車線側に逸脱し、道路右側の草地に転落する事故が起きた。運転していた74歳の男性はフロントガラスを突き破って車外に放出され、頭部強打などが原因で死亡している。

秋田県警・横手署によると、警察が事故発生を認知したのは2日の午後6時45分ごろ。横手市雄物川町会塚付近の県道で、74歳の男性が運転する軽トラックが対向車線側に逸脱。そのまま道路右側にある草地に転落した。

男性はシートベルトを着用しておらず、約1m転落した衝撃でフロントガラスを突き破って車外に放出。近くの病院に収容されたが、頭部強打による骨折や脳挫傷が原因で約1時間後に死亡している。

現場は幅員約6mで、見通しの良い直線区間。警察では事故の原因を調べているが、現場にブレーキ痕などが残されていないことから、疾病などで意識を失った可能性なども視野に入れて調べを進めている。

《石田真一》

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