オークネット、プラチナオークションをリニューアル、会員利便の向上を

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中古車TVオークションの大手のオークネットは高年式、高価格車を出品する「プラチナオークション」(毎週土・日・月開催)をモデルチェンジした。

プラチナオークションのリニューアルでは、セリ方式を変更する。従来、タイプやカテゴリー別にA、B各チャンネルごとに放映していたスタイルから、両チャンネル同一カテゴリーのセリ方式に変更する。こうしたセリ方式の変更により、セリに集中して参加することが可能となると同時に、拘束時間が短くなることで、在店型のTVオークションをより売買しやすい環境に整備する。

また、今回から新たに『フレッシュタイム』と『輸入車プレミアムタイム』を追加した。フレッシュタイムは、オークション出品歴が過去6ヵ月間一度も無い車両が対象で、エンドユーザーからの買取り・下取り車に適したコーナー。6月は出品手数料を国産車3000円、輸入車5000円に大幅値下げし、出品促進キャンペーンを実施する。

輸入車プレミアムタイムは、評価点4.5点以上、走行距離2万km以下の車両を対象とした輸入車だけのコーナー。オークネットTVオークションでは従来から輸入車の取り扱い比率が32%と高く、その中でも高年式で良質な輸入車を一つのコーナーに集約することで、他会場には見られないプレミアムな車両を取り扱っていく。

さらに、商談方法も変更する。TVオークション開始以来一律だった商談受付金額を、車両金額に応じた金額に変更する。これは、商談受付時の金額設定に対し、さまざまな要望に対応するもの。加えてより公正、公平なオークションを運営するため、商談受付条件を、対象車両のセリ終了から20台目のセリが終了するまでは、最終応札者からの商談のみの受付とする。

このほか、これまで、出品できなかった車検付きレンタカーも、会員の要望に対応し、今回のリニューアルに伴い、受付を開始する。

アメリカ車の仕様(モデル・年式)を示すシリアルナンバーも公開する。

同社では、今回のプラチナオークションリニューアルに先立って、クイックオークション(中・低年式/中・低価格車対象)のリニューアルを5月12日に実施している。会員が求めるニーズ、環境、時代に応じて運用方法を変更し、中古車流通を促進する。今夏からは「新情報流通サービス」を開始する予定で、今回のプラチナオークションリニューアルも、新しい情報流通サービスの一部として提供し、会員の利便性向上を図る。

《レスポンス編集部》

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