追越車線上に停車のトラックに後続車激突

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27日夜、三重県伊賀市内の名阪国道下り線で、追越車線上に停車していた普通トラックに後続の乗用車が追突し、運転者が死亡する事故が起きた。停車していたトラックの運転手は他のクルマとトラブルになり、口論をしていたとみられている。

三重県警・高速隊によると、事故が起きたのは27日の午後9時ごろ。伊賀市大内付近の名阪国道下り線で、追越車線に停車していた普通トラックに後続の乗用車が減速しないまま激突した。乗用車は大破し、運転していた25歳の男性は近くの病院に収容されたが、頭部強打が原因となって間もなく死亡している。

普通トラックを運転していた38歳の男性は、事故の直前に他の乗用車を運転していた男と進路を巡る交通トラブルとなり、現場となった追越車線にトラックを止めて口論をしていた。

トラックを運転していた男性は男に顔面を殴られるなどしたが、男は事故発生後の騒ぎに乗じてその場を逃走しており、警察ではトラックの運転手から業務上過失致死容疑で事情を聞くとともに、傷害容疑で立ち去った男の行方を追っている。

《石田真一》

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