デンソー、EPAから気候保全賞を受賞

自動車 ビジネス 企業動向

デンソーは、同社の製品「エジェクタサイクル」が米国環境保護庁(EPA)から2006年気候保全賞を受賞したと発表した。
 
エジェクタサイクルは、小型の冷媒噴射装置を用いてエネルギー消費効率を画期的に向上させた高効率の熱交換サイクル技術で、冷凍車用冷蔵機と家庭用給湯器に採用されている。例えばエジェクタサイクルを採用した冷凍車用冷凍機は、従来のものよりエネルギー効率が50%向上し、これにより冷媒の使用量を70%削減するとともに、燃費の向上によって二酸化炭素排出量も60%削減できる。
 
気候保全賞は、地球の気候保護のための成果が認められた個人、団体、政府組織、企業などに与えられるもので、その選出はEPA内での選出と世界各国の産業、政府、学術団体、非政府組織などを代表する国際審査員団による評定・審査する。 同社の気候保全賞の受賞は、2002年の家庭用ヒートポンプ給湯器、2004年のハイブリッド車用電動エアコンに続いて今回で3回目になる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集