小学生に乱射の少年を逮捕

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愛知県警は4月27日、愛知県刈谷市内の市道を走行していたクルマの中から集団登校中の小学生に向かってエアガンを発射したとして、豊田市内に在住する17歳の少年を暴行容疑で逮捕した。少年は容疑を大筋で認めている。

愛知県警・刈谷署によると、問題の事件は4月24日の午前8時ごろに発生している。刈谷市井ケ谷町沼田付近の市道で、信号待ちで停車した乗用車の後部座席に乗っていた若い男が集団登校中の小学生に「お金をちょうだい」と要求。小学生が「持っていない」と答えると、男は「それなら死んで」とエアガンを乱射した。

発射されたのはBB弾と呼ばれるプラスチック製の弾丸。このうち3発が小学6年生の男児と女児に命中したが、ケガは無かった。

警察では暴行事件として捜査を開始。クルマは現場から逃走したが、襲撃を受けた児童らがクルマの特徴やナンバーなどを覚えており、クルマの所有者を特定。遊び仲間の少年がエアガンを乱射していたことがわかり、暴行容疑で逮捕した。

調べに対して少年は「面白半分でやった。事件が報道されてビックリした。反省している」などと供述しているという。警察では他にも余罪のある可能性が高いとして少年を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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