マツダは、インドネシアでのマツダの販売事業をPTユニコー・プリマ・モーターから取得する契約を結び、現地ディストリビューターをジャカルタに設立したと発表した。営業開始は今年6月の予定。
新会社の名前はPTマツダ・モーター・インドネシア（MMI）で、インドネシアでマツダ車、部・用品の輸入販売、マーケティング事業などを行っていく。
PT MMIは、1999年に設立されたマツダ・セールス・タイランドに続いてマツダにとってASEAN地域で2社目となるディストリビューター。
販売網は現在計画を進行中で、PT MMIは最近ジャカルタのPTワハナ・オート・イカマルガを最初の販売店に決定した。新販売店の主な株主はシンガポールを本拠地とするワンズ・インターナショナル・グループで、ジャガーやボルボなどのフォードのプレミア・オートモーティブ・グループのブランドを販売している会社。ワンズ・インターナショナル・グループは現在タイでも多くのマツダ販売店を経営している。
マツダは今後数年以内にインドネシア国内における販売網を構築する計画。
マツダは、現在成長著しいASEAN地域でマツダ車の販売とマーケティング事業の強化を図っている。インドネシアではASEAN地域の中でも急速に自動車市場が成長している国の一つで、2005年の全需は53万3917台、前年比10.5％増だった。マツダの販売台数は、前年比31％増だった。
PT MMIでは、ジャカルタ、スマトラ、カリマンタンといった主要な地域の独立店舗で『RX-8』、『マツダ3』（日本名『アクセラ』）のセダンとハッチバック、『トリビュート』、ピックアップトラックの販売を開始する計画。
