原油高や米ハイテク株安、衆院千葉七区補欠選挙の自民党候補敗退など不安材料が重なり、全体相場は急反落。平均株価は今年最大の下げ幅となり、1万7000円台を割り込んだ。円相場が1ドル=115円台に急進したことも嫌気され、自動車株は全面安。
トヨタ自動車が前週末比190円安の6710円、ホンダが300円安の7820円と大幅安。先週末に大幅高を演じたとあって、売り物が相次いだ。トラック3社もそろって下げ、スズキ、マツダもさえない。
こうした中、日産自動車が12円高の1474円と続伸。大手経済紙が「ロシアで乗用車生産に乗り出す」と報じられたことで買いが入ったもようだ。