アンモニア水を浴びせた男を逮捕

自動車 社会 社会

大分県警は17日、交通トラブルとなった相手に対し、刺激性のあるアンモニア水を浴びせかけたとして、73歳の男を傷害容疑で逮捕した。

大分県警・日田署によると、事件は3日の午後5時ごろに発生している。大分県日田市大山町西大山付近の国道212号で、37歳の男性が乗用車を運転していたところ、前を走るクルマが突然急ブレーキを掛けて停車した。男性のクルマは間一髪で衝突を回避できたが、無謀な運転に怒りを覚えて前のクルマに歩み寄ったところ、運転していた高齢の男が刺激臭のある液体を男性に浴びせかけ、そのまま逃走した。

男性は自ら警察に通報。近くの病院に収容されたが、右目に炎症が生じるなどの軽傷を負った。後の調べで浴びせかけられたのは試薬として販売されているアンモニア水と判明。警察では目撃情報を基に捜査を行ったところ、佐賀県小城市内に在住する73歳の男が容疑に絡んだと断定し、傷害容疑で逮捕した。

男は容疑を大筋で認めており、「護身のために普段からアンモニア水を持ち歩いた」と供述している。警察では事件に至る前から何らかのトラブルを起こしていた可能性や、余罪についても追及する方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース