ひったくり常習者が防犯指導!?

自動車 社会 社会

福岡県警は14日、福岡県福岡市内で原付バイクを使ったひったくり犯行を繰り返していたとして、35歳の男を窃盗容疑で逮捕した。2004年3月から犯行を開始し、これまでに約250件に関与していたとみられる。

福岡県警・捜査3課によると、逮捕された男は2005年12月1日夜、福岡市博多区博多駅南6丁目付近の市道に面した歩道を歩いていた38歳の女性の背後から原付バイクで接近し、現金約16万円が入ったバッグをひったくった疑いがもたれている。女性はバッグを奪われた勢いで転倒し、胸部打撲の軽傷も負っている。

男は2004年3月ごろからバイクを使ったひったくり犯行を始め、昨年12月までの間に約250件の被害を出してした。被害総額は約1700万円で、今回は裏づけの取れた16件の事件について調べを進めている。

男はバイクの座席下にあるヘルメット収納スペースに盗んだバッグがいっぱいになるまで一日の犯行を繰り返していた。取り調べに対しては容疑を大筋で認めるとともに、「ハンドバッグは車道側で持たない方がいいよ」などと、経験から得た防犯対策も示しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース