報道されて逃げ切れない…ひき逃げ容疑者逮捕

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鳥取県警は14日、鳥取県倉吉市内の市道で道路を横断中の男性をクルマではねて死亡させたとして、51歳の男を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めている。

鳥取県警・倉吉署によると、事故が起きたのは13日の午後6時50分ごろ。倉吉市幸町付近の市道で、道路を横断していた80歳の男性が軽自動車にはねられた。男性をはねた男は事故に気づいた近隣住民が自宅に戻って119番通報を行っている間に現場から逃走した。

男性は近くの病院に収容されたが、全身を強く打っており、多臓器不全などが原因で事故から約13時間後の14日朝に死亡。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査していたが、14日午前に「自分がやった」と同市内に住む51歳の男が出頭。クルマに事故の痕跡も確認できたため、緊急逮捕している。

男は警察の調べに対して「救急車の到着までに被害者の容態が悪化する様子を目にしたら怖くなった」と供述。事故が地元のニュースにも取り上げられ、「逃げられない」と思って出頭したという。

《石田真一》

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