通帳を作って売るために偽造免許を入手

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京都府警は13日、偽造した運転免許証や健康保険証を使い、京都市内の銀行から他人名義の通帳やキャッシュカードを騙し取ったり、消費者金融からカネを騙し取ろうとしたとして17歳の少年を詐欺などの容疑で逮捕した。

京都府警・亀岡署によると、この少年は3月7日にインターネットを介して知り合った人物から自分の顔写真を貼った他人名義で年齢も21歳と偽った偽造運転免許証と健康保険証を入手。翌8日には京都市下京区の銀行を訪れ、偽造免許証を身分証明書として用いて他人名義の預金通帳とキャッシュカードを作り、これを銀行から騙し取った疑いがもたれている。

また、この少年は9日、亀岡市内にある消費者金融の無人契約機でローン用のカードを作ろうとしたが、オペレーターが偽造された免許証であることを見抜いて警察に通報。駆けつけた同署員に詐欺容疑で任意同行を求められていた。

少年は警察の調べに対して「作った通帳やカードをインターネットで販売しようと思った」、「カネが欲しかった」などと供述しているという。警察では少年に偽造免許証を販売した人物についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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