飲酒起因の横転事故を起こした警官に懲戒処分

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宮崎県警は13日、非番中に飲酒運転を起因としたクルマの横転事故を起こし、道路交通法違反(酒気帯び運転)で逮捕された延岡署・地域課に所属する49歳の巡査部長に対し、同日付けで停職3カ月の懲戒処分とした。巡査部長は同日に依願退職している。

宮崎県警・監察課によると、この事故は8日の午後11時25分ごろ発生している。延岡市北小路付近の市道で延岡署・地域課に所属する49歳の巡査部長が運転する軽自動車が路肩の縁石に乗り上げて横転した。巡査部長からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。「運転代行業者が見当たらないことから運転した」と供述したため、道交法違反の現行犯で逮捕していた。

巡査部長に対しては11日に延岡簡裁から罰金20万円の略式命令が出ており、今回の懲戒処分はこの判断を待って行われた。13日付けで停職3カ月の処分が下ったが、同日付で依願退職が認められている。

今回の処分について、県警では「飲酒運転は警察官として許されない行為。県民の皆さんに深くおわび申し上げたい」と謝罪している。

《石田真一》

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