ニューョークモーターショーでクライスラーブースに初登場した『300Cロングホイールベース』は、近年の大ヒットモデル、「300」をセミストレッチしたリムジン仕様だ。
ラインナップは、3.5リットルV6エンジン搭載の「300ツーリング・ロングホイールベース」と、5.7リットルV8HEMIを搭載する「300C・ロングホイールベース」の2タイプ。クライスラー工場で完成させた車両をコーチビルダー、アキュビルド社に持ちこんでストレッチ加工、そしてオプションの照明付リアテーブル、フットレスト、12V電源ソケット等の装着を行う。
6インチ(約150mm)伸ばされたホイールベースとリアドアはそのまま後席エリアの拡大にあてられた。広くなった後部座席は、体積でいうと10.2cu-ft(約300リットル)の拡大で、レッグルームはなんと46インチ(約1170mm)。
現時点では価格は未定。秋には発売される予定だが、早くもリムジンサービス会社はもちろん、一般ユーザーからの引き合いもあるとのこと。