ライブドア、提携解消を希望するオートへ取締役派遣へ

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ライブドアオートは、ライブドアから羽田寛ライブドア取締役ら7人をライブドアオート取締役に選任して、ライブドアとの連携を強化するなどの株主提案の行使書が送達されたと発表した。ライブドアとの資本提携解消を目指しているライブドアオートがこの提案に反発するのは必至で、6月開催の定時株主総会は波乱となりそうだ。

ライブドアからライブドアオートへの株主としての提案は、定款を変更して取締役数を現在の11人から12人に増員することや、ライブドアの羽田取締役やライブドアファイナンスの岡崎幹男監査役、イーロジスティックスの細川修史代表取締役など、7人をライブドアオート取締役の選任を求めている。ライブドアでは業務執行やコーポレートガバナンス機能の拡充を図るのが目的としているが、ライブドアとの連携を強化するのが狙いと見られる。

これに対してライブドアオートでは「現在、ライブドアが保有するライブドアオート株式の売却先の検討、資本業務提携の解消、損害賠償の請求準備など、様々な懸案事項がある」とした上で「株主提案権の行使は、重要な事項として慎重に取扱いを検討、必要な対応を行なう所存だが、すでに売却の方向性で両社で協議している時であり、その真意について弁護士を通して確認する」としている。

《レスポンス編集部》

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