「クロスオーバーSUVの『CX』シリーズの第2弾として投入される『CX-9』は、ひとめで『CX-7』の流れを汲むモデルであることがお判りいただけると思います」とは、CX-9のデザインを担当したマツダデザイン本部プロダクションデザインスタジオ鈴木英樹部長の弁。
「マツダのアップエンドモデルとして“プレステージとエモーショナルの融合”というコンセプトをしっかりと表現しています。」
5人乗りのCX-7のボディ後半がテール部分で盛り上がり“ひとつの塊”として完結しているのに対し、CX-9はテール後方がリアに流れるようなラインで収束しているのが特徴だ。
「エレガントでスリートなデザインに仕上がった」と自負するフォルムは、フロントガラスから独立させたボンネットを強調、SUVのプロポーションを維持しつつ、5メートルを越える3列・7人乗りのパッケージングを車体後方への流れで収束させたキャラクターライン。
まさにマツダのZoom-Zoomを体現する軽快さだ。