新小学1年生の事故、青森で同日に2件

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11日、青森県八戸市内で小学1年生の男児がクルマにはねられて重傷を負う事故が朝と夕方の2回発生した。事故原因はいずれもクルマの運転者の前方不注意とみられているが、警察では小学生に対する交通安全の啓蒙を強化したいとしている。

青森県警・八戸署によると、1件目の事故が起きたのは11日の午前7時20分ごろ。八戸市新井田中町付近の信号機が設置されていない県道交差点で、道路を横断していた小学1年生の男児が右から進行してきた乗用車にはねられた。男児は頭を強打する重傷を負っている。警察ではクルマを運転していた55歳の男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

2件目の事故が発生したのは同日の午後4時50分ごろ。八戸市大久保坂ノ上付近の市道で、道路を横断しようとしていた小学1年生の男児が、左から進行してきた乗用車にはねられた。男児は転倒した際に頭を打つ重傷を負っている。警察ではクルマを運転していた26歳の女性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

警察によると、2連の事故はいずれもクルマ側の前方不注意が原因で発生。道路を横断していた小学生側も安全確認に怠りがあったものとみられている。警察では被害者の通う小学校に対し、道路横断時の確認徹底などの交通安全啓蒙を求める方針だ。

《石田真一》

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