縁石乗り上げワゴン車が横転、3人死傷

自動車 社会 社会

11日早朝、山口県岩国市内の山陽自動車道上り線で、単独横転したワゴン車に対し、後続の大型トラックが避けきれずに突っ込む事故が起きた。ワゴン車に乗っていた6人のうち3人が車外放出で死傷。取り残された3人はトラック追突前に逃げ出して無事だった。

山口県警・高速隊によると、事故が起きたのは11日の午前5時30分ごろ。岩国市近延付近の山陽自動車道上り線で、20歳の男性が運転するワゴン車が中央分離帯の縁石に乗り上げて横転。その1-2分後、後続の大型トラックが避けきれずこれに追突した。

ワゴン車に乗っていた6人のうち、3人が車外に投げ出され、52歳と29歳の男性が全身強打で死亡。1人が重傷を負った。3人は車外に取り残されたが、トラックが追突する前に車外へ脱出。この3人とトラックの運転手にケガは無かった。

現場は比較的見通しの良い直線区間だが、当時は激しい雨が降っており、視界が悪かったという。この事故の影響により、山陽道は事故区間を含む岩国−徳山西インターチェンジ間が約10時間に渡って不通となった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース