猛スピードで縁石に乗り上げ、クルマ回転

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9日未明、愛知県弥富市内の県道を走行していた乗用車が縁石に乗り上げ、そのまま道路脇のグウウンドに突っ込む事故が起きた。クルマは大破し、乗っていた4人のうち2人が車外に投げ出され、全身強打で死亡している。

愛知県警・蟹江署によると、事故が起きたのは9日の午前1時55分ごろ。弥富市上野町付近の県道で、18歳の男性が運転する乗用車が道路左側の縁石に乗り上げ、そのまま離陸するような形で道路から逸脱。道路に隣接するグラウンドに飛び込んだ。

クルマは数回転しながら大破。運転していた男性と、後部座席でシートベルト未着用のまま同乗していたとみられる18歳の男性が車外に投げ出され、全身強打で間もなく死亡。助手席に同乗していた18歳の男性と、後部座席に乗っていた18歳の男性は打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側2車線で、見通しの良い直線区間だが、緩やかなアップダウンが続く。クルマは猛スピードで走っている際、このアップダウンに差し掛かり、着地の際にコントロールを失ったものとみられる。縁石までのブレーキ痕は約10m続いていた。

《石田真一》

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