泥酔して自分のクルマと勘違い?

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6日未明、鳥取県米子市内のコンビニエンスストア駐車場で、駐車中の乗用車が盗まれる事件が起きた。警察ではこのクルマで衝突事故を起こした47歳の男を逮捕しているが、男は酒に酔った状態。さらに「これは自分のクルマだ」と主張しているという。

鳥取県警・米子署によると、事件が起きたのは6日の午前0時45分ごろ。米子市諏訪付近にあるコンビニエンスストアを利用していた31歳の男性から「駐車場に置いていたクルマが盗まれた」という110番通報が寄せられた。

警察では窃盗事件として捜査を開始したが、約20分後に同市内で衝突事故を起こして中破したクルマと、盗まれたクルマが同一のものであることが判明した。

運転していた47歳の男は泥酔に近い状態で、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。窃盗容疑についても調べを進めたが、男は取り調べの際、強固に「自分のクルマだ」と主張。警官に対して「言いがかりをつけるな」などと激怒した。

ところが後になり、この男が盗まれたクルマと車種は違うものの、酷似していたことが判明。男は酒に酔っていたこともあり、自分のクルマと勘違いして乗りこんでいたことがわかった。警察では「泥酔に近い状態で運転するなど、容疑が悪質であることは間違いない」として、厳しく対処する方針だ。

《石田真一》

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