警察官、車上荒らしに捜査資料を盗まれる

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茨城県警は5日、土浦署・地域課に勤務する19歳の巡査が4日夜にファミリーレストラン駐車場で車上荒らしの被害に遭い、被害届や実況検分調書などの捜査資料の入ったバッグを盗まれたことを明らかにした。バッグは翌5日朝までに発見されており、中に入っていた資料も無事だった。

茨城県警・土浦署によると、この巡査は4日の午後9時ごろ、土浦市大町付近にあるファミリーレストランに同僚とともに立ち寄り、約1時間後に店を出たところ、駐車場に止めていたクルマの助手席側ガラスが破壊され、中に置いてあったバッグが盗まれていることに気づき、上司に連絡を取った。

このバッグには巡査が担当した盗難事件の被害届3通と、この事件の実況見分調書3通。そして同署が行う予定だった事件現場での張り込みの予定表などが収められていた。被害届や調書には被害者の氏名や住所などの個人情報も記されていたという。

同署では周囲を捜索していたが、翌5日早朝に約2km離れた民家の塀の上に放置されているバッグをこの家の住人が発見。通報を受けた同署が確認した結果、これが盗まれたバッグだったことが判明している。中身の捜査資料は無事だった。

《石田真一》

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