ぶつかった実感はあるけれど…。ひき逃げ否認

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山形県警は5日、3月下旬に山形県鶴岡市内で発生した死亡ひき逃げ事故の容疑者として、45歳の男を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は何かにぶつかったことは認めているが、ひき逃げについては否認している。

山形県警・鶴岡署によると、問題の事故は3月28日の午後6時55分ごろに発生している。鶴岡市友江町付近の県道で、自転車で道路を横断していた16歳の高専生が、後方から接近し、左折してきた大型トラックに巻き込まれた。高専生は近くの病院に収容されたが、頭部を強打しており、意識が戻らぬまま事故から約1時間後に死亡が確認されている。

大型トラックは現場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃証言から車両を特定し、秋田県潟上市内の運送会社に勤務する45歳の男を容疑者と特定。5日までに業務上過失致死と道交法違反容疑で逮捕した。男は事故後も通常業務を行っていたという。

警察の調べに対し、男は「交差点で何かにぶつかった気はしたが、それが人だとは思っていなかった」などと供述。ひき逃げの容疑については否認しているという。

《石田真一》

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