運転中の携帯電話使用発見され、カーチェイス20分

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

4日午後、東京都中央区内で都道で、運転中に携帯電話を使用したとしてパトカーの追跡を受けていた乗用車が警察車両や歩行者に衝突・接触を繰り返す事件が起きた。警察では40歳の男を公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

警視庁・中央署などによると、事件が起きたのは4日の午後3時5分ごろ。中央区京橋付近の都道で、同署の警察官が交通検問を実施していたところ、携帯電話を使用しながらクルマの運転をしている男を発見。ただちに停止するように命じたが、クルマはこれを無視して検問を突破。そのまま逃走した。

クルマは信号無視を続けながら、同じルートを周回するようにして逃走。この間に道路を塞ごうとしたパトカーへの追突も繰り返すとともに、途中で歩行者1人も接触した。

クルマはその後、築地場外市場周辺に逃げ込み、約20分間に渡って狭い路地を猛スピードで走り続けたが、最終的には飲食店の外壁に衝突して停止。運転していた男は後を追ってきた警官に取り押さえられ、公務執行妨害の現行犯で逮捕されている。逮捕当時、クルマはあちこちが破損し、見るも無残な姿になっていた。

逮捕されたのは千葉県千葉市内に在住すると自称する40歳の男。クルマは逃走の途中で歩道に乗り上げたりするなどの無謀な運転も行っており、単なる違反逃れの行動とも考え難いことから、警察では薬物使用の有無を含め、余罪についても厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集