築堤で正面衝突、3台が転落

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24日夕方、和歌山県和歌山市内の県道で、乗用車や軽自動車など3台が正面衝突し、3台とも築堤上の道路から斜面を転落する事故が起きた。この事故で1人が死亡、4人が重軽傷を負っている。

和歌山県警・和歌山東署によると、事故が起きたのは24日の午後6時25分ごろ。和歌山市永穂付近の紀ノ川沿いに設置された堤防上にある県道で、20歳の男性が運転する乗用車が前走するクルマを追い越そうと対向車線側に進出。対向車線を順走していた64歳男性の運転する軽自動車と正面衝突した。

2台のクルマは別の1台(追い越されたクルマ)も巻き込み、そのまま築堤の斜面を転落して大破。軽自動車を運転していた男性は胸部強打で間もなく死亡。2台に乗っていた4人が骨折や打撲などの重軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は緩やかなカーブとなっており、警察では追い越しを掛けた男性の回復を待ち、事故当時の詳しい状況を聞く方針だ。

《石田真一》

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