ストラーダ『DS120』と『D050』では、エンターテイメント機能にハードウェア状の格差が生じているものの、ナビ機能に関しては同一だ。後者はDVDビデオが再生できず、SDカードも使えないために「SD覚えてルート」の機能も削除されているが、これはDVDビデオ再生に関連付けられた機能であるため、無くても支障はない。
地図の描画スタイルは先代の『DS110』までのものとは異なり、昨秋から販売されている2DIN-AVNタイプの『HDS630/620』に準じたもの。道路が灰色で表示されて、以前の地図よりも見やすくなっている。
メディアがDVDということで、容量の問題から渋滞予測機能は削られているが、「事故多発地点案内」機能は採用されており、ルート設定時に事故の置きやすい交差点に近づくと注意喚起してくれる。
アイコンもHDS630に近いものとなった。ピクトデザインを単純化して見易さを向上するとともに、“行き先”メニューではユーザーアンケートに基づいて使用頻度が多い順番に並び替えが行われている。
これらの改良によって使い勝手はさらに向上。実売10万円以下のナビでありながら、上位機種と何ら変わらない機能となった。