新型フォルクスワーゲン『パサート』発表会には、サンタモニカのVWデザインスタジオから、エクステリアデザインを担当したロバート・レスニック氏の姿が見えた。
パサートで採用した通称“ワッペングリル”について、「新しいことへの挑戦はもちろんですが、VWの偉大な歴史を振り返りました」と語る。
「オリジナル『ビートル』や『マイクロバス(』タイプII)のフロントから見たボンネットのラインは、逆台形のVの字です。このラインをAピラーからボンネットラインを通って、バンパー下までのVの字のグリルにモダンに演出したのが、今回のパサートです。メタルシールドにしたのは、上質感を狙ったからです」