13日未明、茨城県古河市内の国道354号で、新聞販売店の男性従業員が運転するバイクにクルマが衝突し、この男性が死亡する事件が起きた。クルマは現場から逃走したが、約300m先で動けなくなり、運転していた21歳の男が逮捕されている。
茨城県警・古河署によると、事故が起きたのは13日の午前2時25分ごろ。古河市高野付近の国道354号で、近くの新聞販売店に勤務する41歳の従業員が配達のためにバイクに乗っていたところ、後ろから走ってきたクルマに追突された。男性は背中を強打し、間もなく死亡している。
警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、現場から約300m離れた場所で故障して立ち往生している不審な乗用車を発見。近くにいた21歳の男に職務質問を行ったところ、ひき逃げの事実を認めたため、業務上過失致死と道路交通法違反（ひき逃げ）容疑で逮捕した。
調べに対して男は「怖くなって逃げた。クルマが動かなくなってしまい焦った」などと話しているという。
