駐車車両を避けようとして幼稚園送迎バスが正面衝突

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10日午前、大阪府豊中市内の市道で、幼稚園の送迎用マイクロバスと、阪急バスが運行する路線バスが正面衝突する事故が起きた。この事故で送迎バスに乗っていた園児や職員合わせて14人が打撲などの軽傷を負っている。

大阪府警・豊中署によると、事故が起きたのは10日の午前9時10分ごろ。豊中市上野東3丁目付近の市道で、同市内にある私立幼稚園が所有する送迎用マイクロバスと、阪急バスが運行する路線バスが正面衝突した。

この事故によってマイクロバスは右前部が中破。乗っていた園児12人と、引率の32歳女性教諭、そしてバスを運転していた54歳の男性が打撲など全治1週間程度の軽傷を負った。路線バスの乗客乗員13人にケガはなかった。

現場は見通しの良い直線区間だが、事故現場近くで行われた護岸工事で発生する土砂を輸送するダンプトラック2台が路上に駐車されていた。マイクロバスはこれを避けようと対向車線側に進出したところ、正面から走ってきた路線バスと衝突したものとみられている。

《石田真一》

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