8日深夜、大阪府大阪市西区内の市道で、パトロールを行っていた大阪府警・西署のパトカーが、道路を横断中の自転車と衝突する事故が起きた。この事故によって、自転車に乗っていた男性が重傷を負っている。
大阪府警・西署によると、事故が起きたのは8日の午後10時25分ごろ。大阪市西区立売堀3丁目付近の市道で、同署・地域課のパトカーがパトロールをしていたところ、道路を横断してきた自転車と衝突した。自転車に乗っていた34歳の男性は近くの病院に収容されたが、足の骨を折る重傷を負っている。
警察ではパトカーを運転していた44歳の巡査部長から業務上過失傷害容疑で事情を聞いているが、巡査部長は「青信号に従って進行していたところ、信号無視をして進行してきた自転車とぶつがった」などと話しているという。
当時このパトカーは通常のパトロール中で、サイレンや赤色灯は使用していなかった。警察では事故の目撃者などからも事情を聞き、当時の状況を調べる方針だ。