7日午前、京都府亀岡市内の国道9号で、アームを上げたまま走行していたクレーン車が歩道橋に衝突。信号機1台を破壊する事故が起きた。警察ではこのクレーン車を運転していた男性から器物損壊容疑で事情を聞いている。
京都府警・亀山署によると、事故が起きたのは7日の午前9時25分ごろ。亀岡市篠町広田2丁目付近の国道9号で、63歳の男性が運転するクレーン車がアームを上げたまま走行し、歩道橋の底部に衝突。ここに固定されていた車道用信号機1台も破壊した。運転していた男性は衝突の衝撃により、腰を打撲する軽傷を負っている。
警察ではこの男性から器物損壊容疑で事情を聞いているが、男性は「アームを下げ忘れてしまった」などと供述しているという。
この事故により、現場は「信号機交換」を理由に約3時間に渡って片側車線が閉鎖されたほか、歩道橋は底部が壊れている可能性もあるため、安全確認が終了するまで使用禁止となった。